SL旅行

今日は待ちに待ったSL旅行の日
楽しみで久々に前夜寝つきがよくなかったのは子供のころ以来かな

今回の旅の目的は

一度乗ってみたかったSLに乗ること
奥大井川の紅葉を列車から眺めること

天気も晴れ間が広がるとの天気予報
大井川鉄道の起点の
金谷駅までは自分の家から車で30分強
案外近い
3連休初日ということもあり
かなり込み合っている

駅には 既にSLが停車中
胸が高まる
本物のSLなのだ!!

実物を真近で見るのは初めてなので興奮した
SLを見る大勢の人の顔が笑顔なのがいい
これに乗って いざ 南アルプスの麓
奥大井川まで出発

客車はかなり古いが 何故か客車に乗った瞬間
懐かしい匂いがした
ホッとするような匂いというか・・・

シートは向かい合わせ

一部車両にはお座敷列車仕様になっており 名前の通り

靴を脱いで 畳敷きになっている

こいつは趣があるではないか


時折 ポー ポーと汽笛を鳴らし 車窓からは

先頭の蒸気機関車よりの 黒い煙が 後方に流れていく



 大井川鉄道は その名の通り 大井川に沿って走る

途中 お茶畑も広がり 静岡という土地柄も充分に満喫できる

そして面白いことに 沿線でSLに向かって

笑顔で手を振る人、シャッターを構える人が結構いるのだ 

なんか自分に手を振ってくれるような錯覚になり嬉しいような

気恥ずかしい感がするが

SLは乗る人のみならず

みんなの心を温かくしてくれる乗り物なのだ!!



楽しみにしてたのは お弁当

大井川と 山並みを見ながら食べるお弁当は最高!!

パッケージもおもしろい




中を開けると







美味しく頂きました



1時間半経過し 列車は 千頭駅に到着


SLは  金谷駅  → 千頭

千頭から先は

大井川鉄道  井川線 になるのである

井川線は 別名 南アルプスあぷとライン といい

日本で唯一のアプト式鉄道なのだそうだ

簡単に言うと 山奥にある 鉄道日本一の急勾配を登るのにあたり

アプト式電気機関車の歯車と歯形のレールを噛み合わせるのだそうだ

 ようはここでしか見られないということ

別に鉄道マニアではないが 興味をそそられる


千頭 → 井川  の線で 接阻峡温泉まで行くことにする

 
この電車からは紅葉の山並みが間近で見れるということで

SL以上に混雑

この電車の車両はかなりこじんまりしてるが

窓の開放が出来るのがうれしい

そういえば子供のころに乗った列車も 窓が開閉できたことを思い出す

 少し前から待っていたのでなんとか窓側の席に座れ

素晴らしい紅葉を堪能することが出来た


   大井川沿いを進む



   車窓よりの風景

   車窓よりの風景


   車窓よりの風景


    坂をアプト式電車で押し上げていく

    断崖絶壁を行く

   降りた駅 接阻峡温泉 駅  


接阻峡温泉では 温泉には入らなかったが

付近を散策

暗くなってから戻り帰宅しました


今回の旅は 目的地はなく 移動する手段自体を楽しむということで

我が家としては珍しいものになったけど

普段出掛ける時には車を使用するため 電車の旅のよさを再発見できました