登頂!!

午前0時前

いよいよ富士宮登山口から山頂に向け出発

風もほとんどなく絶好の登山日和である

 7月の下旬ということもあり

この時間から登り始めて山頂でご来光を見るプランを

実践される登山客が大勢いて、上を見上げると

ヘッドライトの明かりがまばゆい


5合目から6合目までの距離は短く

軽いウォーミングアップ

6合目からがいよいよ本番といったところか

 6合目から新7合目までの主要時間が1時間程

砂や礫に足がはまり体力が徐々に奪われる

深夜の登山はヘッドライトの明かりが足元の安全を左右する

今回、持っているヘッドライトよりも更に明るさが増したものを購入

明るさを見て納得

このライトを購入すれば足元の安全を必ずや保障してくれるだろう

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新7合目を過ぎ元祖7合目に到着

きっとここに到着した多くの人が

ようやく8合目だ!!と思いきや なんだまだ8合目じゃなっかたんだ・・・

と肩をがっくり落としたことであろう

 深夜の登山は暗闇の為自分の足元しか見えないので

遥か頭上の様子が分からず、まだあんなにも距離があるのか!と思わなくていいし

夏の強烈な日差しから逃れられるメリットがある

しかし風が吹けばかなり寒く感じるデメリットもある


友人も結構体力があるのか、あまり疲れを感じた様子もなかったので

安心した


9合目を過ぎた辺りから登山者で登山道が所々渋滞!!

この時期はこうゆう状態であることをすっかり忘れていた・・・・

例年 7月上旬か9月上旬に登っていたので

このことをすっかり忘れていたのだ

徐々に暗闇の東の空が明るさを増してくる

夜明けが近づいてきたのだ

しかし9合5勺の山小屋を過ぎてから

渋滞はピーク

登山で渋滞・・・・これがこの時期の富士登山の現実なのだ

ご来光の時間が迫ってくるので皆なんとか見ようと必死

見たいけど前は進まずでがんじがらめ


しかし何とか山頂に到着

太陽が見える場所まで移動し

ご来光を待つ

眼下に見える景色も素晴らしい

頂上から眼下の登ってきたところ

雪渓が見える


ご来光も無事に見えた!!

登頂させて頂きありがとうございましたと念じて

しばし見とれる

友人と登頂の握手を交わしこの瞬間の喜びを分かち合う

共に山頂に立ってこの太陽の素晴らしさを共有できたことが嬉しかった


思うのだが、いつも見ている太陽が、この日の出の瞬間とてもまばゆくて高貴な

存在と感じるのは何故だろうか?


登頂後

お腹が減ったので待ちに待った

ごはんを食べるべく

バーナーを使用して

カップラーメンを作る

この楽しみの為に登山をするといっても過言ではない


皆、登山の疲れとご来光を見た安堵感で睡眠


登頂の喜びもつかの間

友人の様子がおかしい

頭が痛く、気分が悪いとのこと

この症状は高山病ではないか!

疲れもあったので横になりしばし睡眠をとって安静にする


その間、山頂の浅間神社でお参り

妻の安産祈願と無事に2人とも下山できるようお参りする


起きてもまだ気分が悪いとのことなので下山を開始

下山すれば高山病は回復するのだ

ただつらそうなのが痛々しい

下山する頃には日が昇り日差しが強烈になってくる

鳥居をくぐり下山開始

8合目までは結構勾配がありゆっくりと下山していく

9合目で少し睡眠したら友人の症状も少しずつ回復に

向かっていたので安心した

高度を徐々に下げていく



山頂を目指す登山者は午前中も多く

自衛隊の若いグループから小さな子供を連れたファミリー

カップルも多い

途中遥か彼方に これぞ夏!! と連想させる

入道雲を見つけ思わずシャッターを切った

砂埃が舞う中で何とか新5合目に到着!!!

無事に下山できて何よりだった

友人の高山病も回復!!

辛い中で本当によく頑張った

かたい握手で下山の喜びを分かち合った



疲れた身体を癒すべく帰る途中

温泉に立ち寄る

疲れが癒されるが

日焼けしたところが刺すように痛かった

友人を新富士駅で見送ってから

再び1号線でゆっくり帰宅の途につく

こうして無事に帰宅してようやく富士登山が終了


大阪の友人とようやく一緒に登山できて達成感を感じた

体力は充分あるので是非また次回一緒に登りたいものである

本当にありがとう!!


※9月にもう一度単身チャレンジする予定です